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"「あぁ……陽山さん、今日もステキだぁ……」 彼女の名前は、陽山穂奈美さん。 僕と同じクラスの女の子で、新体操部で、運動も勉強も得意で人当たりもいい、 クラスのアイドル的な存在で……。 そして、僕の――好きな人だ。 いっそのこと、おかしな奇跡でも起きて陽山さんが僕を好きになってくれればいいのに……。 そんな事を考えながら学園から帰宅していると、道端で太いペンのようなものを拾う。 それにはなんと…催眠術アイテムと書いてあった。 しかし、あれから試しに色々使ってみたけれど、誰にも催眠がかかる気配がない。 気軽に催眠術をかけられるアイテムなんて、あるわけないよな…。 そんなことを思っていた時、思わぬ切っ掛けで憧れの陽山さんと二人っきりに。 流れでこの催眠アイテムのことを話してみると、興味を持った陽山さんが、思いがけないことを口走った。 「わ、私で試してみない? 話を聞いてたらなんだか気になってきちゃった。」 そう言う陽山さんに向けて、僕は、催眠術アイテムのボタンを押した――。"
"「あぁ……陽山さん、今日もステキだぁ……」 彼女の名前は、陽山穂奈美さん。 僕と同じクラスの女の子で、新体操部で、運動も勉強も得意で人当たりもいい、 クラスのアイドル的な存在で……。 そして、僕の――好きな人だ。 いっそのこと、おかしな奇跡でも起きて陽山さんが僕を好きになってくれればいいのに……。 そんな事を考えながら学園から帰宅していると、道端で太いペンのようなものを拾う。 それにはなんと…催眠術アイテムと書いてあった。 しかし、あれから試しに色々使ってみたけれど、誰にも催眠がかかる気配がない。 気軽に催眠術をかけられるアイテムなんて、あるわけないよな…。 そんなことを思っていた時、思わぬ切っ掛けで憧れの陽山さんと二人っきりに。 流れでこの催眠アイテムのことを話してみると、興味を持った陽山さんが、思いがけないことを口走った。 「わ、私で試してみない? 話を聞いてたらなんだか気になってきちゃった。」 そう言う陽山さんに向けて、僕は、催眠術アイテムのボタンを押した――。"
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